指導者のための稽古#1

2012年の東京コメディストアジェイが動き出した。今年は、一段ステップアップするつもり。
「シアタースポーツ」「マイストロ・インプロ」「ゴリラシアター」に続き、「ライフ・ゲーム」のライセンスを申請した。キース・ジョンストンのインプロを実践しようと思う。
昨日は、キースのインプロを教えていこうとしている人たち+キースのインプロを学ぼうとしている人たちのためのレッスン。
昨日のレッスンの重要点をまとめてみた。

 

1.ゴシップからのティルト

駆け落ちしようとしているカップルがバス停でバスを待っているシーン。東京に出てからの暮らしのことを話しているのが「ゴシップ」。その場のことでない話(将来の話、過去の話、第三者の話)をすることが「ゴシップ」。ゴシップしているだけでは、そのシーンに何も起きない。話している当事者に、この場で何かが起きないといけない。で「東京行ったら、オレが養うから」と男が言ったら、「え、家にいろっていうこと?女優になろうと思ってるんだけど」とか言って、二人のバランスを変えることを「ティルト」と言う。言われた方が勝手に感情的に変わることを「オーバーアクセプト」と言います。男の方が「キミと一緒に東京に行ったら、マサコも喜ぶと思うよ」と言って、相手を変えるのがノーマルパターン。「え?マサコって?誰?」・・・。

 

2.期待のサークル

京ちゃんがニューヨークの空港についたシーン。「どこに行こうかな」ですかさず「決めて!」と指示しましたが、女が空港に降り立っただけでは、まだ何も決まってない。公園のベンチで男が座っていても、森でネズミが出てきても、まだ、お客さんは何もこれからの展開に対しての手がかりがない。=お客さんの興味を惹きつけていない。公園のベンチに座っているのが天皇陛下だったら、森のネズミが聖書を持っていたら、それではじめて「ん?どうなるんだろう?なんなんだろう?」とお客さんが惹きつけられる。それと同じで、女が空港について「どこ行こう」じゃ、惹きつけられない。何でもいいので具体的に決めて。「ブロードウェイでミュージカルを観る」ってわかったら、(なるほど。それで?)と次の展開に興味が出る。脚本のある芝居でも同じですが、「相手のことをどう思っているのか」そして「この場面で自分の演じるキャラクターはどうしたいのか」をハッキリ決めて演じないと興味深い芝居にならない。

 

3.ストーリーとは、誰かと出会って、巻き込まれていく

ニューヨークのチケット売り場の人とやりとりしたら、その人によって思わぬ展開に巻き込まれていくことがストーリー。ただチケット買って素通りしないで。舞台上でのことは、すべて意味のあること、重要なことにする。


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